ミタメLABO
おしゃれ情報まとめブログ。
パーソナルカラー

パーソナルカラーとミニチェックの話。

パーソナルカラーってご存じですか?身に着けると印象が良くなる色・似合う色のことです。
最近では女性ファッション雑誌や化粧品売り場で見る機会があるので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回はパーソナルカラーのエピソードや診断時に行う簡易説明、似合う色・似合わない色を身に着けるとどのような印象になるのかと言ったことをお話します。

無難な「ブラウン」。

私たちはそれぞれ肌や目や髪の色が違います。
同じ日本人でもぱっと見て同じような肌色であっても似合う色はそれぞれです。
「無難に黒」なんてとても良く聞きますが、それも「人による」んです。

例えばオフィスメイクの鉄板である「ブラウン」。
「とりあえずハズさないように、無難であれば何でもいい」と思っていた5年前の私は化粧品をブラウン・オレンジ・コーラルピンクで揃えていました。

その結果いつもこのような仕上がりになります。
腫れぼったい瞼、アンパンマンのようにパンパンな赤ら頬、全体的に不健康そうな黄色い肌。

雑誌におすすめって書いてあるのに意味が分からない。変なことだけは分かる。
テクニックが足りないのか、塗り方が悪いのか、それともこの商品が私に合わないだけなのか。
そう思っては雑誌の手法を真似し、別のブラウン系商品を試し同じ結果を延々とループしていました。

元凶は色が「ブラウン」であること。
私の肌にブラウンは似合わなかったんです。

パーソナルカラー診断でそれが判明した時、目から鱗…むしろ魚群が零れ落ちました。
「こんな可愛らしい色…」と抵抗のあったピンクをつけたら今までの苦労は何だったのかという程まともなメイクができるようになったんです。

男性でも黒のスーツだと違和感があるからグレーを選んでいる、というようなことはありませんか?
化粧だけでなく、服の色、ネクタイの色、コートの色、時計の色、指輪の色など、私たちは日常の中で沢山の色を身に着けます。

当ブログでは「似合う」を身に着けると印象が良くなるという発信をしていますが、色についても同じことが言えます。
折角なら似合う色を使って印象を良くしてみましょう!

意外と重要なミタメの話。
「好印象な見た目」要素と「似合う格好」の話。「好印象な見た目」の3要素と「似合っている状態」についてのお話です。...

「似合う色」とは。

人それぞれの「似合う色」のことを「パーソナルカラー」と呼んでいます。
どういうものか簡単に説明しますと、以下のようになります。

・色の調子が似ている2つ及び4つのグループがある。
・そのどれかが自分に似合う色グループである。
・グループ内の色を身に着けることで自分をより綺麗に、印象良く見せることができる。

化粧品メーカーさんのホームページや雑誌で自己診断も盛んですよね!

パーソナルカラーは「黄色を混ぜた色同士は調和する。青色を混ぜた色同士は調和する。この2タイプの混在は調和しない。」というメソッドと「色調は四季に準えて4タイプに分けられる。その人の外見的特徴と一致する。」というメソッドの掛け合わせで生まれたメソッドです。
巷で聞くようになった「イエローベース」「ブルーベース」、「スプリング」「サマー」「オータム」「ウインター」は2タイプ、4タイプの診断結果の名称ですね。

似合うものを身に着けることは好印象に繋がります。
「似合う」とは「似ていて、合っている」「同じようなものが揃っていて、調和している」状態のことです。
では「似合う色」って具体的にどのようなことを言うのでしょうか?

私たち診断士が冒頭でお客様に説明する話を紹介します。

どのように診断しているのか。

パーソナルカラー診断は「その人の肌・髪・瞳の色がどのような特徴を持っているのか」を探る診断です。
2つ及び4つの「同じ特徴を持つ色のグループ」があり、どのグループがその人の「肌色」「髪色」「瞳の色」の特徴と近いのかによって判断します。

黄色・青のどちらを混ぜた色とより調和するのか、ツヤがあるのかセミマットなのか、どのくらいの明るさ暗さ鮮やかさが綺麗に見えるのかなのかなどをそれぞれの特徴を持つピンク・赤・青・緑・黄色などと体の色を比較し、調和がとれる色の特徴を探っていくんです。

「A=B」「B=C」なので「A=C」というようなこと、算数でやりましたよね?

これを色で行っていきます。
実際の診断では顔の下に代表的な色の布を置いて調和を診断します。
今回は簡単に、代表的な2タイプの診断をしてみましょう!

イエローアンダートーンとブルーアンダートーン

突然ですが問題です。
以下のような色グループがあります。
右側と左側、「暖かみがある」グループ「涼し気な」グループはそれぞれどちらでしょうか?

正解は、左側が「暖かみ」、右側が「涼し気」のグループです。

「暖かみ」「涼し気」のグループはそれぞれ共通点があります。
それは色のベースに「黄色み」「青み」があるということです。
これらのグループの名前を「イエローアンダートーン」「ブルーアンダートーン」と呼びます。

私たち人間の肌・髪・瞳の色もこの2つのどちらかのグループに属しています。
ではどちらのグループなのか画面上で診断してみましょう。
先ほどの図の各色にそれぞれ手をかざし、自分の肌の色と調和しているかをチェックしてみてください。

イエロー・ブルーアンダートーンの調和・不調和の特徴。

「暖かみ」は血色感を増す色「涼し気」は血色感を引く色ですが、それが調和・不調和となると以下のような印象になる傾向があります。

「暖かみ」に調和している人(イエローアンダートーン)
「暖かみ」の色を身に着けると、血の巡りが良いヘルシーな印象を与えます。
「涼し気」の色を身に着けると、血の気が引いたように見え、青ざめた顔で病気がちな印象を与えます。
 ●代表的な色:ピーチピンク、朱色、オレンジ、ブラウン、緑、黄色、ベージュ、ゴールド

「涼し気」に調和している人(ブルーアンダートーン)
「涼し気」の色を身に着けると、クールですっきりとした印象を与えます。
「暖かみ」の色を身に着けると、異様に血色感が出てしまい、赤ら顔で不健康そうな印象を与えます。
 ●代表的な色:ローズピンク、深紅、紫、バーガンディ、青、黒、白、グレー、シルバー

元気なのに「体調悪い?」を聞かれたときは不調和カラーの服を着ていたのかもしれません。
何の変哲もないただのTシャツなのにやたらとシックリきてヘビロテする服は、もしかしたら調和カラーの服なのかもしれません。(色ではなく、形や素材がシックリきている場合もあります。)

自分が2タイプのどちらか分かると、同じ形の服で色が複数あった時に選ぶのが簡単になります。
例えばキャメル・ネイビーのコート、ゴールド・シルバーのアクセサリーなどは良く2択に上がってきますよね。
近年はネットで沢山の服をチェックできます。合わない色や素材を選択肢からすぐに外せるというのは思っているよりかなり快適ですよ。

今回は「イエロー」「ブルー」の2大タイプでのお話でしたが、さらにその中で2分割(4タイプ)、さらにそこから4分割(16タイプ)と自分にとってベストな好印象カラーを診断することができます。
詳しく知りたい方は是非パーソナルカラー診断を受けてみてください。
(16タイプパーソナルカラーメソッド🄬は株式会社ラピスの登録商標です。)

まとめ

服やメイクの色選びで聞くようになった「パーソナルカラー」。
似合う色とはどのように診断するのか、「暖かみ」「涼し気」の色を身にまとうとどのような印象を与えるのかという大枠のお話でした。
パーソナルカラーやパーソナルスタイルが分かるとファッションアイテムの大ハズレが減ったり、普段買わないアイテムに挑戦することができます。
これらの手法を使って自分の印象を操作し「私はこういう性格の者です」と伝わる外見を作ると、コミュニケーションの際のアシストにもなりますよ。
色々な服を試着したり組み合わせて自分の「印象強化」や「得意なイメージ」を見つけてくださいね!
このブログが少しでも力になれたら嬉しいです♪

補足です。ミタメLABOの記事は「他人から”綺麗”と好印象に思われる外見作りの方法」について発信しています。「自分を幸せにする外見作りの方法」の発信ではありません。
私は、似合う・似合わない関係なく、それを着て自分が楽しい・幸せと感じるなら、それが一番正解の服だと思っています。
記事は参考程度に読んでいただき、自分にとって一番幸せなファッションを楽しみましょう♪

ではでは、また次の記事でお会いしましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!